外科 Transitional year研修
このような医師にお勧めします!
「外科志望を最終決定する前に、もう一度まわってみて自分に合っているか確かめたい。」
「一般医の素養として、初期研修で不十分だった外科的手技をもう少し経験したい。」
「実際の手術所見と照らし合わることで、CT読影を上達させたい。」
「化学療法の実際や患者管理を経験したい。」
急性腹症や癌患者の初期対応は、外科医よりむしろ救急医や内科医が担当する機会のほうが多いかもしれません。これら疾患の診断・治療をさらに深く理解することは、外科以外の医師でもその後の診療に必ず役立ちます。
修得できる内容 (例) *実際は個々の希望に応じてアレンジが可能です。
- 1-2か月以内
- 予定手術の助手、急性腹症の診断および治療、高齢者の耐術評価・多職種連携、周術期・化学療法時の栄養管理、排便コントロール、PICC挿入、イレウス菅挿入、経腸栄養チューブ挿入、創傷処理(縫合、ドレッシングなど)、PTGBD、胸腔ドレナージ。
- 3か月以上
- 上記に加え、
術者:開腹・閉腹、腹腔鏡下虫垂切除術(低難易度の症例)、中心静脈ポート造設など。
化学療法(希望者):消化器癌、乳癌などの術前・術後化学療法、切除不能・再発癌の化学療法(状況によっては緩和治療)。
過去には6か月間の研修で、2名の医師が虫垂炎やラパ胆の執刀を経験しました。現在はそれぞれ精神科医、腫瘍内科医としてご活躍中です。 6か月以上経験したくなったら、外科専攻医の道を決意しましょう。
皆さんのお越しをお待ちしております。