循環器科 Transitional year研修
循環器科をTransitional year 研修の一部として選んでくれた場合に獲得できる事を列挙します。当科の推奨としては6ヶ月以上としますが、短期間であったとしても、進路に悩む方に相当のインパクトを与える研修を提供します。
- 【1-2ヶ月】
- 指導医の後ろ姿を見ることで、急性期内科医としての意気込み、気合い、姿勢を感じることが出来ます。自分の将来像を描く参考になるのではないかと思います。もちろん、穿刺などの手技の上達は保証します。心エコー中心の研修も可能です。
- 【3ヶ月】
- 多くの方が、1年目でローテートしたと思いますので、初期研修医の3ヶ月とは違った循環器科を経験できると思います。ガイドラインを学んで治療計画を立て、実践するという今後も続く医師としての生活を実感出来ます。カテーテルに関しても自分で行う感覚を得られるでしょう。
- 【6ヶ月】
- このくらいの期間になると循環器科医としての楽しさを経験できます。急性期の入院症例だけでなく、退院後の慢性疾患管理の重要性を経験できます。生活習慣病の二次予防の重要性、難しさを経験して、今後の医師生活に活かせることと思います。
循環器科診療の醍醐味は、初期研修医のローテート時代に感じる急性期医療のドキドキ感だけではありません。患者さんにはその後も生活習慣病管理が続きます。二次予防という患者さんに寄り添う慢性期医療を実践できることは医師としての喜びを感じられると思います。急性期と慢性期、そんな感覚、一緒に味わってみませんか?