呼吸器内科 Transitional year研修
始めに:
呼吸器疾患は腫瘍、感染症、間質性肺疾患、アレルギーや膠原病など広範囲に及び、急性・慢性呼吸不全や睡眠障害などの多彩な病態を含め、社会的なニーズが非常に高い分野です。さらには重症患者の呼吸管理から終末期緩和ケアなど非常に幅広い領域を取り扱うことも特徴です。初期診断と精査の結果の診断が異なる場合も多く、鑑別診断やその進め方も学習することが出来るので総合内科的要素の力も同時に身につきます。また、多職種連携、ACP(Advance Care Planning)を代表とする患者家族との関係構築の手段などすべての医師に必要とされる技能も身につきます。当科での研修は、高齢社会においてマルチに活躍する医師を目指すには適した研修になることでしょう。
研修環境: | 坂総合病院。①呼吸器内科関連を中心としますが一部総合診療的介入を要する一般内科患者等の入院患者対応、②入院担当患者の退院後の外来フォローアップ対応、③救急外来コンサルタント担当、④検査対応(気管支鏡検査、胸腔穿刺など)、⑤在宅訪問診療(指導医同伴)、⑥病院業務として一般内科外来など。指導体制は指導医とのマンツーマン指導と科内カンファレンスで方針検討を行います。週末・祝日は当番医体制です。 |
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推奨期間: | 3ヶ月以上
取り扱う領域が非常に幅広いので、呼吸器疾患の醍醐味を十分に経験するには3ヶ月以上の研修期間を推奨します。
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その他: | 希望に応じて、内科・呼吸器科関連の地方会での学会発表を行うことが可能です。 ~当科での研修をスタッフ一同お待ちしております~ |