整形外科 Transitional year研修

整形外科の素養は何科に進む場合においても重要です。特に整形外科的診察能力は内科医にとって必須といえます。
Transitional Year研修での整形外科選択をお勧めします。

1~3か月
★整形外科以外を志望する研修医
  • 整形外来で指導医とともに、問診、視診、触診、打診、神経学的診察を徹底的に行い、臨床診断のスキルを習得します。
     (*早めにエントリーしてもらえれば、クリニックの新患枠を増やして、診療機会を増やすことも可能です。)
  • 臨床診断と検査所見を踏まえて、指導医とディスカッションしながら、診断治療を行います。
  • ギプス固定やシーネ固定の手技を習得します。
  • 関節穿刺、関節注射の手技を習得します。
  • 救急外来で整形疾患が疑われる症例を指導医の監督下で初期対応します。
  • 入院症例の担当医となり、治療方針を策定します。
3~6か月
★整形外科志望の研修医
  • 1か月を過ぎれば、外来診察時の指導医の関与度合を減らしていきます。
  • 外来で初診対応した患者のfollow upし、当初の診断、治療の妥当性を検証します。
  • 入院で担当した症例の退院後の外来診察を行います。
  • 手術の執刀を経験してもらい、大学での後期研修へのモチベーションを高めてもらいます。