小児科 Transitional year研修

小児科を志望科として考えている場合
【1-2ヶ月】
入院;指導医と確認しながら、基本的な疾患の入院管理が出来る。
新生児回診を指導医と一緒に行なう。
外来;指導医が後ろに付いた状況で症例を選んで診察と処方を行なう。
救急;救急搬入*1の初期対応を指導医とともに行える。
健診・予防接種、地域の健診*2の見学 数例診察を行なう。
【3ヶ月】
入院;基本的な対応は一人で判断できる。
新生児回診は一人で行ない、全例指導医と方針の確認をする。
外来;指導医がバックヤードで待機した状況で診察・処方・検査オーダーを行なう。
救急;初期対応一人で行えて、指導医に適切なコンサルトが出来る。
健診・予防接種の診察を行ない、必要時指導医に確認する。
【6ヶ月】
入院;基本的な対応は一人で行ない、初期研修医と患者を担当し指導を行なう。
新生児回診は一人で行ない、必要時指導医に確認する。
外来;一人で外来診療を行ない、必要時指導医に確認する。
気管支喘息などの定期患者のフォローを行なう。
救急;初期対応を行ない、必要時、高次医療機関に紹介・搬送が出来る。
健診・予防接種はほぼ一人で出来るようになる。(可能なら地域の健診も)

*1 けいれん重積・アナフィラキシー・喘息大発作
*2 0歳4ヶ月、1歳半、3歳児、保育所健診

小児内分泌、小児神経、小児アレルギーの専門の外来の見学や経験が出来ます。
採血・ライン確保、筋注、新生児のheel採血なども希望・経験に応じて指導します。
研修の習得状況に応じて、より高度な研修内容に変更していきます。

他科を志望科として考えている場合

総合診療科・・・上記の内容から外来・健診・(余裕があれば救急)を中心に研修を行なう
産婦人科・・・上記の内容から新生児・育児健診を中心に研修を行なう
その他、志望科に合わせて研修内容を適宜指導医と相談して対応します。