研修ピックアップ

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病理診断科研修

生検検体、手術検体から得られる肉眼所見・顕微鏡所見から病理診断を行い、主治医の下す最終診断、あるいは治療方針の選択をサポートするのが病理医の役割です。組織像のみで全ての病理診断がつくのではなく、臨床情報、画像所見、検査結果を加味して病理診断を行います。その為には病理医と臨床医のコミュニケーションが重要です。

■研修2年目の1〜2ヵ月間の短期選択研修

日常診断の流れを体験し、病理検体を提出するにあたって必要な検体処理・提供する情報選択を学びます。臨床研修に必須のCPC(Clinico-Pathologial conference)の準備・発表をこの短期選択研修中に行うことも可能です。

■研修3年目の3〜6ヵ月間の長期選択研修

この研修は、将来、病理以外の臨床科に進む医師のために用意されています。将来進む臨床科で扱う臓器に限定し、その組織像を学びます。臨床科に進んだ後、各種カンファレンスや学会、講習会で供覧される病理組織像を理解できる力を身につける為のものです。

■研修3年目以降の後期研修

後期研修では死体解剖資格認定及び日本病理学会病理専門医認定を取得することを目的としています。一緒に病理診断をしていきましょう。