研修スケジュール (総合診療・地域医療重点プログラム)

ローテート例

ローテート例
1年目
1年目

総合診療科病棟の回診において、様態の把握や患者の気持ちに寄り添うなど、治療方針を考察する様々な経験を積みます。救急科研修では、救急科を受診する患者の診察、救急車の対応も最前線で行います。また地域医療では、協力型病院・協力施設における研修を複数回行うなど、院内の研修に留まることなく地域に出ていき、地域に求められる医療を行って行きます。

2年目
2年目
救急部門に関してはICU管理を含めた8週間の研修、地域医療に関しては小規模病院での16週間のブロック研修を実施するなど、1年目よりも多く地域医療を学ぶ機会が増えます。患者の住む地域や生活背景など、病院の中では触れる機会がなかなかできない、病気以外のところにも目を向け「家庭医」として診療を行うための経験を積みます。

研修を体験して

 
 
濱野 直樹
様々な診療環境での対応力を育むため、 多様な経験と丁寧な指導を受けられる環境

濱野 直樹 弘前大学卒業  2022年入職

幅広い病態やさまざまな背景をもつ患者さんへの対応を、根本的なところからご指導いただくプログラムです。診療に携わる時間が他の初期研修と比べ長いため、実際に主治医として初期診療により深く携わります。さらに診療ひとつひとつに対し指導医の先生と議論する時間が十分設けられており、量だけでなく質を高めることに力が置かれていることを実感できます。
毎週指導医の先生との振り返り、論文読み、抗菌薬・診断学の勉強会、エコー研修を行い、診療に必要な技能も同時に学ぶことのできる環境が整っています。
ワークライフバランスも重視されており、長時間労働を避けつつ質を落とさず働くことを目標に日々研鑽を積むことができます。