多職種連携での助産師・看護師・介護福祉士の働き①

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メンバー紹介

  • 坂総合病院 4階産科病棟 2年目助産師

    成田 葉月

    (2021卒)

  • 長町病院 2階病棟 4年目看護師

    遠藤 友希

    (2019卒)

  • 長町病院 3階病棟 介護福祉士

    大場 愛

    (中途採用)

  • 泉病院 東病棟 2年目看護師

    浪岡 亜美

    (2021卒)

多職種連携での助産師・看護師・介護福祉士の働き①

Section

01

入職のきっかけについて

大場

きっかけは紹介ですね。 宮城厚生協会に入っていた知り合いがいて、 募集しているよと聞いて以前働いていた職場を退職して来ました。 実は、 新卒の時にも声がかかったんですけど、 施設とかで実習をしているので、病院で働くということは頭になくて、、、やっぱり病院は未知の世界なので新卒で入るのは怖かった。それで最初は施設に入職したんです。 実際に病院に転職してみて、 病院にいる介護福祉士っていう存在はいいな、 来て良かったなと思っています。

遠藤

私は、高校の時に長町病院で看護体験をしてて、学校も休めると聞いて、友達のつきそいで参加してみたんです。そこで、初めて看護師の仕事を知って、かっこいいなと思って。そこであこがれを持ったことが看護師を目指すきっかけになりました。看護学生の時には、長町病院でインターンシップをやっていて、病棟の雰囲気がアットホームで、実習先の病院とは違うなと思って、「いいな」と思って、ここに入りました。

浪岡

私も病院を知るきっかけになったのは、インターンシップで知りました。大学時代のコロナ禍以前には病院に行ってインターンシップができる時だったんです。ホームページなどでいろいろ調べる中で、坂総合病院や仙台の病院でもやっているんだと思って参加してみました。病棟の中を見せてもらったときに、病院と患者さんとの関係性がなんかすごく素敵だなと思ったんです。患者さんに対しての接し方だったり、そういうところがすごくいいな、この病院で勤めてみたいなと思って入職を決めたっていう感じです。

成田

私、出身は青森なんですけど、助産学校で仙台に来ていて。病院を知るきっかけは、先生の紹介で坂総合病院を知りました。あんまりこう、助産師の仕事って、ハイリスクなお産だと大学病院などがあるんですけど、私は普通のお産を多く経験して、自分の助産師力を身に付けたいと思って。一人暮らしもしたいなという気持ちも少しあって、こっちに(宮城に)残ろうかなと思って坂総合病院にしました。

浪岡

青森出身なんですね。同郷ですね(笑)青森のどこですか?

成田

田舎です、絶対知らないと思います。青森の黒石市です。

浪岡

黒石!

成田

知っていますか?どちらですか?

浪岡

知っています。青森市です。

成田

いいですね~県庁所在地!(笑)

Section

02

現在の仕事内容・病棟の特徴など

大場

今は、 長町病院回復期リハビリテーション病棟の3階に所属しています。 仕事内容っていうと、リハビリ病棟では看護師と介護福祉士とはだいたい一緒で、 何が違うかっていう と、医療行為ができるかできないか。
患者さんの受け持ちもしますし、採血や点滴などの医療行為について介護福祉士はできないので、 看護師が行いそれ以外のケアは同じようにやります。 また、リハビリ病棟の特徴は、 脳血管疾患の方、 骨折の方が来られるので、その方の看護と介護です。患者さんは、13時間リハビリをするので、 それ以外の食事・お風呂介助・ トイレの介助など生活のケアを介護福祉士と看護師がそれぞれ協力しながら行います。 他には、病棟のイベントも沢山あります。 その行事を介護福祉士が中心となって企画しています。 楽しい季節ごとの催し物を考えて、、、ゲームなど患者さんが自然に体を動かすことでリハビリにつながります。 病棟の装飾も行い、入院生活が長い患者さんに季節感を感じていただくようにしています。

遠藤

私は、長町病院2階の内科病棟に勤めていて、内科病棟は、糖尿病の教育入院、急性期の治療を終えて自宅や施設退院を目指している患者さんが退院調整目的で来られることが多い病棟ですね。仕事内容は、点滴管理・食事介助・排泄介助などがメインです。

浪岡

私は、泉病院東病棟回復期リハビリテーション病棟で働いています。チームでの役割というところでは、「抑制」のチームに入っていて、「抑制をなるべく解除していこう」というチームで働きかけをする役割をしています。どうしても入院している患者さんは、脳出血や脳梗塞の脳血管疾患で高次脳機能障害を持っている患者さんが多くて、安全管理の面で抑制をなかなか解除できない。病棟の限られた看護師数の中で、その中でもなんとかちょっとずつでも外せないか?時間で(抑制を)外してみたり、お昼の起きている時間だけでも外して様子を見てみましょう、とかいうのを話し合って、チームに伝えて少しずつ取り組んでもらうという役割を自分はしています。

成田

私は産科病棟です。妊婦さんでは、普通分娩、切迫早産・帝王切開など出産後のママたちが入院しています。坂総合病院はBFH認定を受けている病院で、母乳育児に力を入れています。日々、お産に向き合ったり、術後の方のお世話をしたり、産後の授乳ケアはとくに力をいれて行っています。

大場

私もお世話になりました。だいぶ昔の話ですが(笑)とってもいい母乳ケアでした。

成田

よかったです。

Section

03

研修内容について(新人・2年目・3年目・中堅研修など)

浪岡

いまは2年目研修中。自宅退院した患者宅への訪問をして学ぶことがメインだが、いまはコロナで難しい状況。紙面上で行っていますが、今やっているのはSDH。健康に関わる社会的要因について、自宅に戻った生活上でどういう影響や課題があるのか、患者さんが暮らしていくにはどんな支援が必要かを考えて学んでいます。

成田

私も同じ2年目研修中です。1年目のときよりも、患者さんの社会背景に重きを置いたような研修が多いなという印象です。いまレポート書いてますよね?

浪岡

書いてますね(笑)

成田

いま(レポートに)追われている最中ですけど(笑)、でも、自分のためになっていると感じますね。集合研修とかでも、コロナの影響で他院所とオンラインで繋いで同じ2年目の仲間と研修をしているけど、映像で顔が見えたりすると…なんかちょっといいですよね。

浪岡

いいですよね(笑)

遠藤

私はいま4年目です。1年目の研修は毎月1回ありますよね。技術面の研修は充実しているなと思いました。グループごとに分けられて、そこに一人先輩がついてくれて、指導・デモンストレーションを見て練習して現場に出られるので、少し自信を持って挑めた感じです。
2年目研修では、コロナ前だったので自宅退院した患者さんのお宅にお邪魔させてもらって、実際の生活の様子を見せてもらうことができました。退院後に困った事は?など直接お聞きして知ることができて、入院中の看護について振り返り、その後の看護に繋げることができました。
3年目研修は1日だけなんですけど、診療所の研修に行きました。診療所と地域での関わり、診療所と病院の連携の仕方などについて実際に学ぶことができましたね。

大場

中途採用ですが、中堅研修を受けました。 訪問看護ステーションに、二日間の研修に行きました。 訪問看護の内容を体験したのですが、もちろん介護福祉士なのでできる範囲のことで、バイタル測定など看護師と一緒に経験させてもらい、勉強させてもらいました。 病棟にいる中で患者さんを見させて頂いてましたが、 実際に病院から退院して生活しているところを見させて頂き、なるほどと目からウロコと言うか・・・感じることも多くて、 病棟で何が退院支援に必要なのか勉強できたかなと思います。そういうなかなか行けないところで研修させて頂き、いい経験になりました。

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