ご挨拶
「無差別・平等」の医療と
福祉の実現をともに
キュアもケアも生活背景も
全人的にとらえる
宮城厚生協会 統括看護部長高橋 美智子
みなさんがめざす看護師や助産師の資格は、誰のためにあるのでしょう?
それは、患者さんや利用者さん、そして地域の方々のためにあります。
時代は、「キュア」から「ケア」へと変化していますが、どちらにも対応できるのが看護師です。
患者さんや利用者さんの生活背景まで含めた、まるごとみられる看護を、わたしたちはめざしています。
「いつでもどこでも誰もが」安心して医療を受けられることをめざして。
“無差別・平等”を理念とする宮城厚生協会では、経済状況に関わらず適切な医療を受けられる無料低額診療を行い、個室差額料をいただかない取り組みを行っています。
すべての人が、その人らしく尊厳をもって生きられるように。
専門的な知識と経験を地域の方々に提供することで、育てられ、看護の質が向上し、やりがいも出てきます。そのような看護職の育成に力を入れています。
地域包括ケアシステム時代の新たな看護をいっしょにつくっていきましょう。
看護部理念
- 患者さんの立場にたち、人権を守る看護の視点を高め、安全で信頼される看護を目指します。
- 患者さんの生活や労働に目を向け、一人ひとりを大切にした看護を目指します。
- 常に自己研鑽し看護の質の向上に努めます。
私たちが大切にしている3つのこと
-
患者さんの立場に立つ
-
患者さんの要求から
出発する -
患者さんとともに
たたかう
事業所紹介
宮城民医連加盟の法人
民医連とは
私たちは、「無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織」です。北海道から沖縄まで日本全国で病院、診療所、薬局、訪問看護ステーションや介護施設など、合計1800を超える事業所を展開し8万人の職員が働いています。
1953年にこの国に誕生した民医連は、発足時から一貫して地域の人々と力を合わせて、目の前の患者さん・利用者さんに自分たちが出来うる最高の医療・介護サービスを提供するための努力を続けてきました。同時に、経済的理由などで医療・介護事業所を訪れることすら出来ない人々の人権が守られるような社会の実現に向けて取り組んでいます。
そして、日本国憲法が掲げる個人の尊厳や平和主義、健康権のかけがえのない価値を学び、地域の中で憲法の理念が活かされるようなまちづくりにも挑戦し続けています。最大の健康破壊である戦争に断固反対し、深刻化する気候危機に対しても世界の若者たちのムーブメントに連帯して活動します。