【企画案内】11月23日 ジェネラリストセミナー
2018.10.04
東北地方のジェネラリストを増やすために、みちのく工房では医学生および研修医の方を対象に「ジェネラリストセミナー」を企画しています。今回は、慢性疾患で定期通院している患者さんの生活習慣を改善するために有効な「動機づけ面接」と、東北でジェネラリストを目指すための「キャリアパス」を企画しました。家庭医療や総合診療、地域救急に興味がある方の参加をお待ちしています!
開催日: 2018 年 11 月 23 日(金・祝)13:00〜17:00
開催地: 宮城県塩竈市錦町16−5 宮城厚生協会 坂総合病院 2階教育ステーション
主な対象:医学生、初期研修医
(企画対象は上記の通りですが、興味ある方はどなたでも歓迎致します)
参加費:無料
申込先:https://goo.gl/M3DPFH
申込締切:11月16日(金)
お問い合わせ: 022−361−7033 または mcpg@zmkk.org
担当:みちのく総合診療医学センター事務局 佐藤亜紀
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12:30〜13:00 受付
13:00〜13:15 オープニング
13:15〜14:45 ワークショップ① 「明日から試せる動機づけ面接」
14:45〜15:00 休憩
15:00〜16:30 ワークショップ② 「東北でジェネラリストになるためのキャリアパスを考える」
16:30〜17:00 クロージング
18:00〜 懇親会(希望者)
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ワークショップ①「明日から試せる動機づけ面接」
高血圧や糖尿病、喫煙など慢性疾患で外来通院している方では、普段の生活習慣や服薬コンプライアンスなど「診察室の外」についても目を向けることが大切です。例えば食事内容や運動習慣、飲酒や喫煙などの嗜好品の状況について、もしかすると改善の余地があるかもしれません。しかし実際に患者さんが抱える健康問題について効果的に取り組むことが出来るか否かは、患者さん本人のモチベーション次第です。今回のワークショップでは、患者さんのモチベーションを上げるための一つの手法である「動機づけ面接」について、体験型で学んでいただきます。「動機づけ面接」は学生でも、研修医でも実践できます。医療現場以外の様々な場面で活用することもできます。皆さんで一緒に「動機づけ面接」を学び、明日から実践してみませんか?
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ワークショップ② 「東北でジェネラリストになるためのキャリアパスを考える」
家庭医療や総合診療、地域救急など、年齢や疾患に関わらず、また心理社会的な問題も含めて「まるごと診る医師=ジェネラリスト」のニーズは非常に高まっています。しかしジェネラリストを目指すためには、どのような環境で、どのような経験と学習を通じて成長していく必要があるのでしょうか。残念ながら大学での卒前教育でも、卒後の初期臨床研修でも知る機会は殆どありません。そこで今回は、2名のジェネラリストのキャリアを紹介しながら、ジェネラリストに興味のある医学生や研修医の皆さんと一緒に、「東北でジェネラリストを目指すためには、どうすればいいか?」について本気で考えてみたいと思います。
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講師陣(みちのく総合診療医学センター)
・本郷舞依(坂総合病院 総合診療科、家庭医療専門医)
・佐々木隆徳(坂総合病院 救急科、救急科専門医)
・島直子(坂総合病院 総合診療科、家庭医療専門医)
・菅野耀介(家庭医療専門研修 専攻医)
・花木安羅太(家庭医療専門研修 専攻医)
お問い合わせ: 022−361−7033 または mcpg@zmkk.org
担当:みちのく総合診療医学センター事務局 佐藤亜紀