7/16(土) 奨学生学習会「災害看護」

奨学生向けオンライン学習会を実施しました(*‘∀‘)
こんにちは!
看護学生室です🙋

7/16(土)に奨学生を対象とした学習会を行いました。
テーマは「災害看護」です。

当協会の奨学生の他に、全日本民医連に加盟している山形県と北海道の病院の奨学生も参加していくれました✨
坂総合病院は、「災害拠点病院」となっております。震災発生時も災害拠点病院として活動しておりました。
講演では、地震発生から職員がどう動いて、対応していたのか、被害状況や、震災を経験して気づいたことなどをお話ししていただきました。
講演の中でも、当時の様子が分かる写真をたくさん見せていただいたのですが、壮絶な現場であったことが写真から伺えました…。
奨学生向けオンライン学習会を実施しました(*‘∀‘)
ブログに載せられる写真が限られてしまうので、気になる方はまた次回実施されるときに参加していただければと思います。
(当時の現場の様子とか、被害状況とか‥‥)

災害拠点病院として、災害マニュアルの確認や大規模災害訓練を行っております。
訓練をしていても、実際にその時に思った通りの行動するのは難しいのが現実です…
日頃から、災害が起きた時にどう行動するのかイメージしたり話し合ったりしたりすることも、大切なのだなと感じる内容でした。

看護学生の皆さん、看護師の皆さん、今また同じような災害が起きたとして、自分には何が出来るでしょうか?
お友達や同僚と一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
◆参加者の印象に残ったお話や感想◆
★一番印象に残ったは?


・職員を大切にすること、自分の安全を確保することで、周りの人を助けたり支援できるということが、印象に残りました。

・災害時の医療現場の状況や周囲の状態のお話を具体的にして頂いたことが印象に残っています。

・3.11の地震発生から6分で災害対策本部が設置され、その7分後にはトリアージポストが立ち上げることができたこと、職員が素早く所定の位置に配置できたことは、日頃から訓練やチームが結成されているためであると感じ、とても印象に残った。

・フットケアが好評だったこと

・被災者を入院させるには、退院支援にも目を向けなければいけないこと。だから老健施設や地域との連携が重要である事。

・東日本大震災の時当時の学生が自分たちにできることということで、病院に来て被災者と交流を測っていた話

・薬を求めて並ぶ方たちが凄く多くて驚きました。



★参加しての感想


・自分の住んでいる地域と災害対策についての違いを感じました。私が住んでいる地域では、災害(地震、土砂災害 等)はあまり起こりません。その為、避難指示などが出ることも少ないため、災害に備えての家族の中での認識や医療現場の対策についても不足している部分があると感じました。今回の講演を受け、自分や周りの方を守るためにも災害というものについて見直す、考え直すとてもいい機会になりました。

・小さい頃だったのでなにもわからなかったけど今になって学び直して新しく気づくことが多かった

・日々の訓練は大切だと言うこと、学生だからできないではなく、学生でもできることはたくさんあり、コミュニケーションや手浴、足浴、非言語的コミュニケーションを行うことで、患者さんの不安が取り除けることに繋がるかもしれないと学ぶことができた。災害が起こった際には、看護学生、医療者として、地域の方々の助けになれるような活動を積極的に行っていきたいと思った。

・コロナ禍の今災害が起きてしまった場合は、コロナウイルスのことも考えなければいけないし、傷病者の看護もしなければいけないので東日本大震災の時よりも厳しい状況に陥るのではないかと考えました。コロナウイルス蔓延前と蔓延後では災害訓練の内容は異なるのでしょうか?学習会を通し疑問に思いました。

・講義内容の災害看護だけでなく、他学年との交流、話し合いを行うことができ、とても勉強になりました。